こんにちは。
やまざき(@sightlog)です。
6月にしては記録的猛暑が続いていますね。
そして今日(6/27)
関東甲信、東海、九州南部の梅雨明けが発表されました。
関東甲信は観測史上最速とのことです。
今回は…
そもそも梅雨ってなんだっけ?
どうすれば明けるの?
梅雨の影響は?
といったギモンについて見ていきましょう。
梅雨とは
晩春から夏にかけて雨や曇りの日が多く現れる現象、またはその期間。
気象庁|予報用語 季節現象
簡単に言い換えると
「春終わりから夏にかけて、雨や曇りが多く、晴れの日が少ない期間」
という感じです。
梅雨前線によって引き起こされる
梅雨はオホーツク海周辺の”冷たい空気”と太平洋周辺の”温かい空気”の境目の停滞前線です。
冷たい空気と暖かく湿った空気がぶつかると雲ができて雨が降ると学校で習った記憶もあるのではないでしょうか。
もっと詳細にメカニズムを知りたい方は、気象庁の資料をご確認ください。
日本以外の国にもある
梅雨は北海道を除く日本全国と中国、台湾、韓国といった梅雨前線に影響を受ける地域に存在します。
ちなみに北海道に梅雨がないと言われる理由は、
前線が北海道に到達するまでに弱まるからです
長雨で水不足解消
梅雨の長雨で国内のダム等のみずがめの貯水率が上昇します。
観測史上初めて6月に梅雨が明けた2016年は水不足により9月あたりまで取水制限が行われました。
農作物に与える影響
梅雨の時期は日照時間の減少、病気、土砂の流入、種付け(受粉)等の農作物へ与える影響は大きいです。
逆に雨不足が生育に影響する農作物も多く、いかに梅雨が大切かわかります。
梅雨明けに明確な定義はない
気象庁天気相談所によりますと
「気象庁は『梅雨明け』の定義を設けていませんが、曇りや雨の日が少なくなり、晴れの日が多くなると予想され、天気図的には梅雨前線が北上して太平洋高気圧が張り出して来ると、『梅雨明けしたとみられる』と発表します」
とあるように明確な梅雨明けの定義はないとのことです。
梅雨明けの発表がない年も存在します。
まとめ
今回は梅雨について見てきました。
梅雨明け後は本格的な夏に突入し、
ますます暑さが厳しくなります。
電力不足等の不安要素も多いですが、
熱中症などの対策に気をつけて、乗り切っていきましょう。
本日もありがとうございました。
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