こんにちは。
やまざき(@sightlog)です。
プライムデーでの購入品が勝手にキャンセルされて困ったとの情報が例年になく見られます。
今回は、
自動キャンセルされた商品をセール時同等価格で再注文ができた方法を体験談を踏まえて紹介します。
今回の自動キャンセル祭りの振り返りも含めてまとめていますので、
解決策だけを確認したい場合は目次より『セール価格同等での再購入方法(自動キャンセル時)』をご確認願います。
Amazonで何が起きているの?
販売不可、出荷工程上・配送時トラブルでのキャンセルが急増
今回のプライムデーでは、
理由説明無しの販売不可、出荷工程上・配送時トラブルで勝手にキャンセルされたとの嘆きを多く見かけます。
私もプライムデー直前に初めて出荷工程上のトラブルでキャンセルになる事象を経験しましたが、
プライムデーでも一件同じ理由でキャンセルになりました。
なお、初めて出荷工程上のトラブルでキャンセルされた時のことは、対処方法も含めて以下の記事でまとめていますので参考にしてください。
出店企業も困惑
モバイルバッテリーで有名なCIO社の商品でも自動キャンセルが発生し対応に追われている様子が見られます。
推測される自動キャンセル大量発生原因
注文数増加による対応の限界
今回の自動キャンセル祭りの原因の一つとして、
Amazonの既存流通体制が”ネット通販大量消費時代”へ対応できていないことが推測されます。
上記記事に「販売事業者による売上個数は約1,400万個で、48時間の時間枠の「プライムデー」での販売事業者の売上は過去最大となった。」とあり、いかに物量が増えているかがわかります。
配送業者の個人事業主化
Amazonの配送は大手宅配会社だけではなく、エコ配などの格安配送業者、
さらにはUberのように個人事業主に委託している現状があります。
多く配るだけ配った方が儲かるという配送の仕組みが、出荷工程上・配送時トラブルによるキャンセルの大量発生につながっていると私は考えています。
また、大手・個人業者問わずにダンボールがひどく破損している状態でも配送完了してしまうことを多く見かけるのも、根深い問題の一つです。
セール価格同等での再購入方法(自動キャンセル時)
自動キャンセルされた場合は以前記事にしたように何もしなくても返金はされます。
ただ、再購入価格は再注文時点の価格であり、ほとんどはセール価格より高くなります。
以前、別件で確認した時のAmazonの考え方はこのような感じでした。
【販売元の違いによる対応差異】
Amazonの場合 :キャンセルではなく原則代替品再送(セール価格のまま)
Amazon以外の場合:キャンセル処理後に再注文要(再注文時の価格へ変更)
ここからは、
今回のプライムデーでAmazon以外の販売元から購入した商品が自動キャンセルになった後、実質セール価格同等で再購入が出来た過程をご紹介します。
注文から再注文まで
7月13日:プライムデー最終日にワイヤレスイヤホンを購入
- 7月15日配達予定
7月15日AM:「出荷工程上の原因により配達不可」の連絡
カスタマーサービスへ連絡(詳細は別途)
7月15日PM:再注文
- 7月21日に予定通り到着
カスタマーセンターとのやりとり
プライムデーで購入した商品が出荷工程上の都合でキャンセルをされてしまったのですが…
ご迷惑をおかけし申し訳ございません。
こちらの商品は販売元がAmazonではないので代替品対応ができません。
返金処理はさせていただきますので、必要なら再購入をしてください。
でも、セール時の価格では再購入できませんよね?
セール時の価格での購入はできません。
Amazonの販売価格は日々変動していますので再注文時点の価格での購入になります。
その仕組みを理解しているからこそ
今回のセールで購入をしました。
こちら都合のキャンセルではないため納得できないのですが。
こちらでは対応できないので別の担当へおつなぎします。
セール価格では約4,000円、今は約5,400円
果たしてこの価格は埋まるのか…
長期戦を覚悟しましたが、新しく対応に現れた担当者から
『差額分をAmazonギフト券で補填します』と提案がありました。
この提案で納得したため、
このまま返金処理と差額の約1,400円分のAmazonギフト券のチャージ処理をしてくれました。
カスタマーサービスに連絡をしてから対応完了まで約30分
その後、1,400円のチャージを使用し実質セール時と同価格で購入することができました。
解決策
「再注文時点の価格での再購入になります」は紋切り型の回答。
めげずに丁寧に正論で納得できないと伝えよう!
抽象的ですが、これが解決策です。
カスタマーサービスのオペレーターも一人の人間です。
理不尽なキャンセルで頭にくるのは仕方ありませんが、努めて冷静に納得ができないことを伝えましょう。
また、自分から補填を要求することは場合により恐喝になる可能性もありますので絶対にやめましょう。
今回に限らず、Amazonとして500円クーポンでお詫び対応をしてくれることもあるようです。
まとめ
プライムデーはAmazon最大のセールの一つであり事前に様々な媒体でも大きく取り上げられ期待も大きかっただけに、自動キャンセル祭りによって多くの人がモヤモヤすることとなりました。
しかし、キャンセルを嘆く投稿に対してAmazon HelpのTwitter公式アカウントは一つひとつ丁寧にリプをつける等、深刻に捉えてくれている姿勢を感じます。
無在庫販売になりかねない在庫管理の見直しは早急にしてほしいですが、
配送時に何か問題が起きてしまうことは「安く・早く・正確に」を消費者が求め過ぎている弊害の可能性もあります。
誰かに一方的に負担を押し付けるのではなく、
価格への転嫁も踏まえて正しく考える必要があると思います。
本日もご覧いただきありがとうございました。
コメント